一京綜合法律事務所

クライアントの声 高保製薬工業株式会社

Interview
高保製薬工業株式会社
代表取締役 高橋美帆さま
トラブルが起きた時の問題解決力にも感動。安心してお任せできます。
今回お話を聞くにあたり、高保製薬工業株式会社さま(本社:福島県)の沿革を事前に拝見しました。会社設立は1946年(昭和21年)。歴史ある事業を展開されていますね。

今年で創業76年です。私は5代目の代表になります。もともとは医薬品を製造・販売していた会社でしたが、現在は食品添加物の製造・販売をしています。お客さまのご要望に合わせて、多種多様な食品添加物製剤を製造し、食品を加工する工場に卸しています。

顧問弁護士は、以前からつけられていたのでしょうか。

いえ、かつては個別案件ごとに弁護士に単発で仕事をお願いしていました。実はそれまでの経営陣が、外部の専門家に意見を仰ぐことをあまりしてこなかったのです。そのため、法務的なノウハウが当時の社内になく、私はそのことに課題を感じでいました。

石橋さんに出会ったのは7年ほど前、仙台で開催されたビジネスイベントに参加した時でした。彼と契約をしたのは、それから間もなくのことです。そのころの私は代表として駆け出しで、社長特有の法律的な心配ごとも多く抱えていました。そんな私に親身になってくれる彼の存在には、当初から助けていただきました。

あまたといる弁護士の中から、石橋弁護士を選んだ理由を教えてください。

当社が過去に依頼したことのある弁護士は、正直、「上」からガンガンものを言ってくるタイプの方が多く、それについて私自身も「弁護士とは威圧的な存在なのかな」と思っていました。ところが、石橋さんは語り方が丁寧で指示もわかりやすく、情報提供も「これでもか」というくらいしてくれる。キャラクターも明るくて謙虚です。彼と接していて、私の「弁護士観」が崩れました(笑)。そんな人当たりの良さから、「彼こそ、うちの会社に合う弁護士だ」と直感し、仕事をお願いしました。

彼が素晴らしいのは、いい意味で「前例」や「原則」にとらわれないところです。しかも、前例とは違うことをしようとすると反発が生まれそうなものですが、彼の親しみやすさもあって、そういった抵抗も起きません。まさに彼は、長い歴史を持つ弊社のような会社にピッタリな弁護士だったのです。

顧問に就いてもらってから、どのような仕事を依頼されていますか?

契約書類などのリーガルチェックが主です。それにプラスして、心配ごとの相談に乗ってもらったり、トラブルが発生した時の対応をしていただいています。

以前、取引先が民事再生を必要とする状態になったことがありました。そこはとても大きい会社で、弊社としても相当なダメージを覚悟する必要がありました。しかし、その際に石橋さんがアドバイザーとして前面に立ち、先方との交渉を進めてくれたおかげで、最終的には形を変えながら取引も継続できることになったのです。この時に、「仕事をお願いして、ほんとうによかった」と思いました。

彼の強みは、「必ず力になってくれる」ところです。今お話した取引先の民事再生の件もそうですが、良い結果をこんなに安定的に出してくれる弁護士もそうそういないのではと思います。

また、彼は「法律的にどうか」といったことだけでなく、事業自体にも寄り添ってくれます。それこそ、契約に関して「御社が有利になるように、ここは主張した方がいいですよ」「不利になりそうな点はこの点なので、ここは交渉が必要です」「相手は取引先なので、強く言いにくいかもしれませんが、このラインだけは譲歩してはいけません」等々と、法務的な見解に加えてビジネス的な意見も言ってくれる。事業そのものの力にもなってくれるところにも強みを感じています。

「ビジネスへの理解力の高さ」が感じられるエピソードです。

弊社が採用に悩んでいた時には、採用ブランディングについて図解つきでレクチャーしてくれたこともありました。もはや、弁護士の枠を超えていますよね(笑)。彼は労働問題にも明るく、社員の就労に関わる相談にも的確に応じてくれた。懲戒や罰則などに関わる法律的な知識に加え、それこそ、採用と事業全体の関係まで考慮に入れた助言が彼からなされた時に、感動しました。

石橋さんからは、日常的に「何かコトが起こる前に相談してください」と言われます。それは彼が言う「予防法務」のためですが、トラブルを未然に防ぐという意味でもとても助けられています。

これから、石橋弁護士とどのような関係を築いていきたいと考えていますか。

弊社内では、何か困りごとがあった時に「石橋さんに聞いてー」というセリフがよく出てきます。それくらい彼は身近な存在になっています。これからもこの関係を続けていければ嬉しいですし、今後は、たとえばハラスメントやコンプライアンスといったことの社内研修も共に推進していけたらと思っています。すでにそういった先例があると聞いていますので、期待しています。